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2011

群馬県吾妻郡中之条町大字四万4237番地

NAKANOJO BIENNALE 2011
4237 Shima, Nakanojo-machi, Agatsuma-gun, Gunma Prefecture

旧まるたか商店(群馬県)

和紙、インクジェットプリント、土、他

制作協力:本田將人

2011

群馬県吾妻郡中之条町大字四万4237番地

NAKANOJO BIENNALE 2011
4237 Shima, Nakanojo-machi, Agatsuma-gun, Gunma Prefecture

旧まるたか商店(群馬県)

和紙、インクジェットプリント、土、他

制作協力:本田將人

NAKANOJO BIENNALE 2011
4237 Shima, Nakanojo-machi, Agatsuma-gun, Gunma Prefecture

中之条ビエンナーレ2011において、温泉街の商店併設の空き家を会場に、町の風景や時間を集約するインスタレーションを展開した。商店、倉庫、台所、和室など建物全体を用い、土や写真、絵画を通して、異なる距離や視点から風景を再構成する試みである。会期中も制作を継続し、町の空気とともに変化する空間が立ち現れた。

群馬県中之条町で2年に1度開催されている中之条ビエンナーレ2011での展示作品。 昔ながらの温泉街に立ち並ぶ商店の中にある空き家を使って、その町の風景を集約した 空間制作を試みた。 建物の1階商店部分、倉庫部分、台所、2階和室×2部屋と、広範囲に渡った展開で、 それぞれの部屋に違った角度から見た風景作品のあり方を提示した。 土を使った風景画の平面作品を始め、屋外での土を使ったインスタレーションの写真作品、 近隣風景写真を和紙にプリントし、近似色ごとに手でちぎって分類する作品、建物内床下 から採取した土をもとに微粒子の土を家にうっすらと積もらせるインスタレーション作品、 自然信仰の滝の絵を反転模写した油絵、水彩画や油絵などを展示した。  障子の作品は、近隣の写真を和紙にプリントし、近似色や名称ごとに手でちぎり障子の桟に 並べていった。森の色、水の色、建物の色、人間の色と障子ごとにわけてあり、デジタルから アナログ作業をへて出来上がった形は、実際に脳で感じ取る形とは大きく異なり頭の中で 反芻する事でまた新たな風景を想像させる事となる。  和室にあった畳は直立に立てる事で、日常空間にあったにもかかわらず、完全な異物として空間におさまった。 会期中も徐々に作品を増やして、町の空気感を感じながら制作し続けた。  土のインスタレーションは、その土地の土を乾燥させふるいにかけ、顔料と同じくらい細かい粒子まで分類し 展示空間にうっすらとは位置していきます。鑑賞者は最初は何も気がつかないが、所々不自然に盛り上がった り、分厚くふるった場所もあり、徐々に会場を埋め尽くしている土の気配に気がつきます。何もないところから 少しずつ感覚が研ぎすまされ、敏感になって行く事を体験できる作品です1


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